病院ランキング本は信用出来ない?良い病院選びの見分け方とは!
いきなりですが、世界で一番病院数が多い国はどこだと思いますか?
僕はアメリカが一番多いイメージがあったのですが、病院数が一番多い国はダントツで日本なんだそうです。
1位 日本(8540)
2位 アメリカ(5723)
3位 メキシコ(4436)
4位 韓国(3450)
5位 フランス(3382)
医院やクリニックなどの診療所を合わせると10万以上にもなるそうです。
これだけ病院の数が多いと、どの病院に行けばいいのかわかりませんよね・・・
そこで本屋さんでランキング本を買ってみたり、ネットの口コミを見たりしますが、なかなか「ここだ!」っていう病院はないですよね。
特に引っ越した時なんかどの病院に行けばいいのかかなり迷います。
今回は、僕がよく見る「ビーバップ!ハイヒール」で、本屋さんに売られている病院ランキング本の見方について紹介されていましたので、
ランキング本のどういう所を見れば良いのかをお伝えしたいと思います!
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症例数は多ければいいの?
日本人の死因の第1位はがんなので、胃がんや大腸がんの症例数が大きく掲載されているランキング本があります。
実はがんの症例数は多いほど技量が高いというわけでないのです!
がん治療の技量は年間の症例数が100を超えていればほとんど同じで、100でも500でも技量はほとんど同じなんだそうです。
しかもこの症例数は病院側の自己申告なのでけっこう大雑把なんだそうです。
そしてもう一つ確認しておきたいところは「在籍している医者の数」で、医者1人あたりのがん手術数が多いのかどうかもあわせて確認しておいたほうが良いです。
良い病院を見つけるには?
病気を早く治してくれそうな病院を見つけるために確認しておきたいポイントは「入院の平均日数」になります。
同じ病気の同じ手術で入院日数が他の病院よりも短いということは名医がいる可能性が高く、
ベテランの医者が執刀した手術は手術後に合併症を起こしにくいため、患者の回復が速く入院日数が短くなります。
なので、平均入院日数が短いほど技量も高い医者が在籍している病院であるということになりますね。
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ランキング本が最も役立つのは希少がん!
胆管がんやすい臓がんなど胃がんや大腸がんに比べれば発症者数が少ないがんの手術は、有名な大学病院でも年間で10~20例しかないこともあります。
そのような珍しい病気については、ランキング本で症例数が多い病院を見つけてその病院のホームページをチェックします。
そしてその病院の主任教授や部長の専門分野が自分の目的とする病気の治療と同じであれば、名医が在籍している可能性が高くなります。
また、多くの診療科がある大病院の得意分野はホームページから読み解くことができます。
その病院のホームページに掲載されている得意分野の紹介ページは明らかに情報量が多く、病気の説明や手術の方法など詳しい情報が掲載されています。
そして、その病院に常勤の医者が多ければ間違いはないとのことです。
ゴッドハンドはいない?
ゴッドハンドと呼ばれるほどの名医は、心筋梗塞の手術など高度な技術が必要な心臓外科医や希少がんを専門にしている医者で、
今の時代では、例として大腸がんの治療には手術に使う器具がとても発達しているため、医者によって大きくレベルが違うということはあまりないとのことです。
ガン治療にゴッドハンドは必要ないとも言われています。
ゴッドハンドはお金で買うことができるってびっくりですね。
さいごに
大きな病気になるかどうかなんかわかりません。僕もがんになるかもしれません。
その時に良い病院を知っているということは、とても安心で気持ちも楽になると思います。
備えあれば憂いなしではありませんが、いざという時のために準備しておくことが大事なんだと改めて思いました、
今回はここまでになります。最後まで読んでくれてありがとうございます。