斎藤佑樹の同期(早稲田トリオ)の現在は?年俸や成績の推移を比較!
2010年のドラフト会議を大いに盛り上げた”早稲田トリオ“。
①”ハンカチ王子”として高校時代から活躍した斎藤佑樹投手
②早稲田大学野球部のストッパーとして活躍した大石達也投手
③高校でのドラフトを蹴って早稲田大学野球部入りを果たした福井優也投手
の3人の投手達のことですね。
今の記事では”早稲田トリオ”の3投手の現在がどうなっているのか、それぞれの年俸や成績・活躍ぶりなどをまとめてみました!
目次
“早稲田トリオ”について
あらためまして、”早稲田トリオ”とは2007年に早稲田大学野球部に入部して、2010年のドラフト会議で合わせて10球団の指名を受けた、斎藤佑樹・大石達也・福井優也の3投手になります。
斎藤佑樹
大学入学時から有名人であった斎藤佑樹投手は、大学リーグ通算30勝300奪三振を達成!
世界大学野球選手権・日米大学野球選手権に日本代表として4年連続で選出もされました。
大石達也
大石達也投手は最速155キロのストレートが武器で、ストッパーとして活躍!
大学リーグでは通算10勝217奪三振を達成しています。
福井優也
1年の浪人を経て早稲田入りを果たした福井優也投手は、斎藤佑樹投手とのダブルエースとして活躍!
4回生のときには早稲田のエース番号を背負い、通算11勝144奪三振を達成しました。
プロの世界へ
大学時代の華麗な実績により、
- 斎藤佑樹:北海道日本ハムファイターズ
- 大石達也:埼玉西武ライオンズ
- 福井優也:広島東洋カープ
へ、”早稲田トリオ”そろってドラフト1位での入団を果たしました。
“早稲田トリオ”のプロ入り後の成績や現在
“早稲田トリオ”は、今年でプロ入り9年目を迎えました。
斎藤佑樹投手と大石達也投手はドラフト入団時のままの球団で、福井優也投手は2019年から東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍し、今シーズンの戦いに挑みます!
“早稲田トリオ”のこれまでの成績をまとめてみました。
斎藤佑樹
入団当初は期待度が高かったこともあり投球回数も多かったのですが、プロ2年目となっても期待を越える活躍が出来ないまま、2013年には防御率13.50という最低記録を残してしまいます。
それ以降の成績は長年低調した状態のままで、登板の機会も減っている状態です。
ただ、厳しい評価にもへこたれない精神的な打たれ強さは評価されていて、今シーズンは開幕前から今まで以上に期待されています。
大石達也
大石達也投手は2011年の開幕直後に右肩を痛めてしまい、その後も右肩の痛みと闘いながらの選手人生を過ごしています。
2013年には不安定な投球で防御率6.38という成績を残してしまいますが、2016年には中継ぎ投手としてきっちりと仕事をし、防御率1.71の好成績を残しています。
ただ、なかなか安定した成績が残せず伸び悩んでいるという印象が強いです。
福井優也
福井優也投手はプロ1年目からまずまずの成績を残し続け、2013年に少し成績を落としたものの、2015年には防御率3.56という成績を残す活躍ぶりです。
しかし2016年のシーズン後半で傍脊柱筋筋膜炎(ぼうせきちゅうきんきんまくえん:脊椎の両側にある傍脊柱筋を覆っている膜の炎症)になってしまい、それ以降の成績は不振気味となっています。
今季からの移籍で活躍の場が増やせるか、期待がかかっています。
“早稲田トリオ”の年俸推移
そんな”早稲田トリオ”のプロ入り2011年からの年俸をまとめてみました。
斎藤佑樹
プロ入り3年目まで順当に年俸が上がっていましたが、以降は徐々に年俸が下がってきています。
- 2011年 1500万円
- 2012年 3000万円
- 2013年 3500万円
- 2014年 2800万円
- 2015年 2500万円
- 2016年 2300万円
- 2017年 2000万円
- 2018年 1830万円
- 2019年 1500万円
大石達也
1年目の1500万円から上がったりもしていますが、徐々に年俸が下がり気味になっています。
- 2011年 1500万円
- 2012年 1500万円
- 2013年 1600万円
- 2014年 1800万円
- 2015年 1400万円
- 2016年 1100万円
- 2017年 1430万円
- 2018年 1300万円
- 2019年 1170万円
福井優也
プロ入り7年目(2017年)に最高年俸を獲得しましたが、ケガの影響で年俸が下がってきています。
2011年 1500万円
2012年 2700万円
2013年 2400万円
2014年 2200万円
2015年 2200万円
2016年 3900万円
2017年 4100万円
2018年 3100万円
2019年 2500万円
プロ野球の平均年俸は3826万円なので、”早稲田トリオ”の3投手の現在の年俸は平均年俸を下回っています。
1番年俸が高かった時期の福井優也投手で4100万円なので、大学時代は”早稲田トリオ”として盛り上がったわりにはプロになってからは少し寂しいようにも感じます。
決して順風満帆とはいかない”早稲田トリオ”の活躍ぶりではありますが、まだまだ活躍出来る可能性はあると思います!
大学時代以上の活躍を見られるように見守っていきたいですね!
まとめ
1.“早稲田トリオ”は2007年に早稲田大学野球部へ入団し、2010年のドラフト会議を盛り上げた斎藤佑樹・大石達也・福井優也の3投手
2.現在は、斎藤佑樹投手が北海道日本ハムファイターズ・大石達也投手が埼玉西武ライオンズ・福井優也投手が東北楽天ゴールデンイーグルスに所属している
3.プロ入り後の成績は3人とも好調とは言い難い
4.2019年の年俸も3人共平均を下回っている
斎藤佑樹投手・大石達也投手・福井優也投手の”早稲田トリオ”の成績や年俸についてお伝えしてきました。
“早稲田トリオ”もすでに30歳を越え、プロ野球選手としてまさに正念場です!
“早稲田トリオ”がどこまでプロで活躍できるのか、今シーズンが楽しみですね!
今回はここまでになります。最後まで読んでくれてありがとうございます。