ノロウイルスの正体とは?ヨーグルトと次亜塩素酸水で感染予防&消毒!
2016/07/03
朝晩が冷えるようになり、インフルエンザやノロウイルスについて気をつけなければならない季節になってきました。
私はノロウイルスになってことがないので、周りに人からやニュースなどからの情報しか知りませんでした。
今回はノロウイルスについて、症状や完成しないための予防法について調べてみました。
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ノロウイルスとは?
ノロウイルスは食中毒を引き起こすウイルスで、2002年に「ノロウイルス」という正式な名前が決められました。それまでは、「ノーウォークウイルス」あるいは「小型球形ウイルス」と呼ばれていたようです。
確かに小さい時は「ノロウイルス」という言葉を見聞きしませんでした。「ノロウイルス」はけっこう最近の言葉なんですね。
ノロウイルスの特徴
ノロウイルスは小さい子どもからお年寄りまで幅広い年齢層で感染します。感染してから発症するまでの潜伏期間は約24~48時間で、とくに11月から3月にかけて感染しやすく、感染すると急性胃腸炎になり、下痢や嘔吐・腹痛・軽い熱を引き起こします。
ノロウイルスの厄介なところは、アルコールなどの消毒薬や高い温度に対する抵抗力が強いところです。また、乾燥や酸にも強く、水中でも生きていられる強力なウイルスになります。
また、ノロウイルスには複数の遺伝子型をもっているので、ノロウイルスに感染して完治したとしても、違う遺伝子型のノロウイルスに感染してしまう可能性もあります。
ノロウイルスは、今までとは違う遺伝子型をもつ新種のノロウイルスが、数年に一度の割合で生まれるといわれています。そしてなんと今年の2015年に新種のノロウイルスが発見されたという報告が出てきました。そのため、今年の感染者数は過去最悪になるのではないかといわれています。
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ノロウイルスの感染経路
たいていの人はノロウイルスが口から体内に入り感染してしまうケースが多いです。次のようなケースで感染します。
・感染者の便や嘔吐物に触れてしまった。
・トイレの後に十分に手を洗わずに握ったドアノブなどに触れてしまった。
・感染したモノが乾燥してほこりとして空気中に散布され、その空気を吸ってしまった。
・料理をしている人がノロウイルスに感染していて、その人が触れた食材を食べてしまった。または調理器具や食器などから使用した。
・ウイルスに汚染された貝類を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べてしまった。
・ウイルスに汚染された井戸水や水道水を十分に消毒しないで飲んでしまった。
ノロウイルスに感染したら?
ノロウイルスに対して、直接ウイルスを死滅させる有効な薬は開発されていません。そのため、水分補給と栄養を十分摂りながら、体力を消耗しないようにするなどの対症療法が行われます。
下痢がひどいからといって、強い下痢止め薬を服用してはいけないようです。無理に下痢を止めるとウイルスが腸の中に溜まり、病気の回復を遅らせることがあるそうです。
ノロウイルスに感染してしまうと強い腹痛や下痢で悩まされ、十分な休養をとるしかないので、まずは感染しないように予防するのが一番ですね。
ノロウイルスの予防法
ノロウイルスの予防としてよくいわれているのはこちらになります。
・せっけんを使ってしっかり手を洗う。
・タオルなど共用で使用するものを避ける。
・食品をよく加熱する。食品の中心温度が 85℃ 1分以上になるよう
・便や吐物の処理をする時は必ずビニール手袋を使う。
・汚物の消毒は塩素系の強い消毒剤を使用する
ノロウイルスの予防法で調べてみると、「ラクトフェリン」というたんぱく質がノロウイルスの予防に効果があると話題になっています。ラクトフェリンは牛乳やナチュラルチーズに含まれているようですが、森永乳業から「ラクトフェリンヨーグルト」がノロウイルスの予防やインフルエンザの症状軽減に効果があるといわれています。継続的にこのヨーグルトを食べればノロウイルスに感染しにくくなります。
また、消毒には「次亜塩素酸水」が効果が高いといわれています。次亜塩素酸水は医薬品ではないのですが、安全性が高く、手洗い後にスプレーしたり、汚染物にかけたりして消毒したりしてノロウイルスの感染を予防したり殺菌しています。
弱酸性次亜塩素酸水アビィ除菌消臭水
http://www.avylife.com/SHOP/amus-jyokin02.html
次亜塩素酸水コモスイ
http://www.samore.co.jp/comosy/
さいごに
基本はまず手洗いになりますので、トイレの後や家に帰った時はしっかり手洗いをしないといけないですね。余裕があればヨーグルトや次亜塩素酸水を購入するのをおすすめします。
ほかにも、インフルエンザのワクチンについても記事を書いていますので、時間があればこちらも見てみてください。
参考 インフルエンザの予防接種はしたほうがいい?副作用や時期、予防法について!